響の杜学園と地域のみなさんをつなぐ架け橋に
「千葉みらい響の杜学園」は、2014年4月に産声をあげました。千葉市内で3つめの児童養護施設です。
虐待などの理由で家庭で暮らすことができない子どもたちが増えています。不安定な就労など経済的な理由も虐待の原因のひとつにもなっているといわれており、社会が抱える問題のしわ寄せが立場の弱いこどもたちに影響を与えています。
つらい思いをしてきた子どもたちが安心して暮らし、自分らしく成長していけるよう、多くの支えが必要です。
学園には「何かできることはありませんか」とのお申し出もあるそうです。将来子どもたちが自分の力で羽ばたいていけるためには、多くの支えが大切ですが、同時に子どもたちが今置かれている状況を周囲の大人も学び理解して、考えていくことが大切です。
こうした思いから、「支える会」ではなく「ともに育つ会」とし、学園と地域のみなさんをつなぐ架け橋となっていきたいと有志で会を発足しました。
会員の皆さんには、ご寄付やボランティアなど学園からの具体的な要望をお伝えしたり、子どもたちの今を知って理解していただく講座の開催などもやっていきたいと考えています。さらに、里親さんを増やしていきたいとの思いで里親についても学ぶ機会をつくっていきたいと考えています。
学園自体もまだ態勢を整えている段階で、ボランティアの受け入れもどんな形がよいか手探りの状態ですし、「ともに育つ会」も発足したばかりで、これからどんなことができるかを皆さんとともに考えていきたいと思っております。
なお、会費はなしで、当面メールやFAXなどで学園からの連絡をお伝えしていく予定です。1人でも多くの方が応援者となってくださることを願っています。どうぞよろしくお願いします。
千葉みらい響の杜学園とともに育つ会 発起人一同