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里親支援専門相談員からメッセージ

千葉みらい響の杜学園
里親支援専門相談員/こども家庭里親支援室室長
鈴木 郷

こんにちは。響の杜学園の鈴木です。
前任の石井からバトンを受け取り、2018年度から里親支援専門相談員をしています。

名前は郷(ごう)と言います。両親の“故郷(ふるさと)への想いを大切に”という願いが込められている…と思います。が、母親が郷ひろみのファンだっただけかもしれません。

私は、響の杜学園が開園した当初からの職員です。
渡部園長とは、千葉県内の児童自立支援施設で出会いました。渡部園長が小学校の教員、私が大学を卒業したばかりの児童心理司でした。
児童自立支援施設で働いていた約2年間、渡部園長をはじめ諸先輩方にたくさんのことを教えてもらいました。いずれは児童福祉分野で心理職として働こうと思いつつ、施設を辞めた後は市内の精神科(児童精神科・心療内科)クリニックに勤め、経験を積みました。
辞める際、渡部園長からは“5年後に施設を作るから、その時はよろしく”と言われていました。

そして、ちょうど5年後の2014年4月に開園したのが響の杜学園です。
専門は臨床心理学ですので、現在も心理職を兼務しています。

私は、千葉市の里親でもあります。
きっかけは、響の杜の子どもたちに家庭体験をさせてあげたいと思ったからです。
実子が2人いてまだ幼いため、正式な委託を受けるのはまだまだ先だと考えていますが、家庭体験(週末里親、ふれあい里親)であれば今からでも出来ます。
妻も理解してくれました。
実子は響の杜のお兄ちゃんやお姉ちゃんが遊びに来てくれたり、一緒にお出かけしたりすることをとても喜んでいます。いずれは年下の子の面倒をみてくれるようになるかもしれません。
また、里親さんと出会う中で、里親家庭のレスパイト先として利用してもらえるようになりたいと考えるようにもなりました。

これからは、里親の考え方によって色々なタイプの里親があってもいいと思っています。また、それが必要とされてくると思っています。
週末だけ、長期休みだけの里親もアリです。平日は施設で過ごし、休日は里親家庭にお泊りに行くのも1つの形だと思います。
施設入所(施設養育)の子どもが多い現状を考えれば、いきなり里親委託(家庭養育)を増やすよりも、段階的に里親につなげていく、施設と里親が一緒に親戚のような関係になって養育していくのが現実的ではないでしょうか。
乳幼児のために一時保護委託を専門に受ける里親も必要です。一時保護所は定員オーバーの状況が続いています。乳幼児を安心・安全に保護する為には、現在の体制では児童相談所がどんなに頑張っても限界があります。
施設職員としては、小学生以上の子どもを受け入れてくれる養育里親を本当に必要としています。児童養護施設から里親に措置変更されるケースはほぼ0です。実親の同意がとれない等、理由はいくつかありますが、その中の1つに小学生以上の子どもを受け入れる難しさがあると思います。ですので、里親にも専門性が必要です。専門性という言葉には、子どものために勉強しようとしたり、誰かに助けを求めたり、協力したりしていくという意味も含んでいます。

里親の支援体制を整えないまま、里親の数だけが増えていくことは意味がありません。でも、どういう支援が必要なのか、私にはまだわかりません。
里親も十人十色。一概に養育里親はこう、養子縁組里親はこうとわかったように言えるものではありません。
ですので、たくさんの方のお話を聞きながら、私が経験してきたことがどうやったら役に立つのか、響の杜の資源をどうやったら活用できるのかを考えていきたいと思っています。

響の杜が支援することで、里親家庭で育つ子どもたちが増える。それが私たちの願いです。
一緒に子育てをしていきましょう。

鈴木 郷(すずき ごう)

職種

里親支援専門相談員/こども家庭里親支援室室長
こども家庭里親支援室は、地域の子育てに関する相談に応じるための響の杜学園独自の機関です。

資格

臨床心理士・保育士

職歴

児童自立支援施設、児童相談所(非常勤)、精神科クリニック、スクールカウンセラー、乳幼児心理相談 など

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